社会保険労務士試験の勉強を独学で行う場合、一番大きなメリットはお金が掛からないことです。専門学校に通うと授業料と交通費が掛かりますし、通信講座を受講すると受講料が掛かります。その点、独学のケースはテキスト等の教材費だけで済みます。金銭面の他にも、自分の時間の都合に合わせて勉強できるのも魅力です。
しかし、メリットだけでなくデメリットも何通りか存在します。メリットの説明で前述した「自分の時間の都合に合わせた勉強」ですが、これがある意味罠でもあるのです。『自分の好きな時に勉強できる』ということは逆に言い換えれば、『自分がしたくないなら勉強しなくてもいい』となってしまうのです。勉強を教えてくれる先生もいっしょに勉強する仲間もいないため、意欲の低下は避けられません。
そして何より社会保険労務士試験の難易度の高さです。社会保険労務士の資格はどんな会社でも重宝され、所持していると就職や転職にかなり有利になります。ただでさえ就職難のこのご時世、そんな素敵な資格があれば皆こぞって取ろうとするでしょう。ですが、それでも実機会の合格率は一桁と低いです。そこまで難しい試験の勉強を、頼る相手なく、励まし合う仲間もなく、ただ自分だけでこなさなければいけないのは、中々頭の痛くなる話です。
実際、独学で合格されている方もいらっしゃいます。 ですが、そこに至るまでの道のりは、険しく厳しいものであったのは過ちないでしょう。
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